普段、酒をあまり飲まないせいか、二日酔いからなかなか回復しない。
仕方ないのでゴロゴロと横になりながら溜まったラノベでも読む。
西尾維新とか奈須きのこも読むよ。
たまには邪気眼にエネルギーを補給しないとな……!
そんな中、電撃の大賞を取った
ミミズクと夜の王を読んだんだが、コレすごいな。
色んな意味で度肝を抜かれたよ。
いや、なんつーか……電撃ってまだこういうのやってたんだ、って安堵してしまった。
挿絵が一切無いのね。
んで、話としてはすごく単純で、奇をてらったモノでもないのよ。
なのに面白い。
なんつーか、最近のイラストゴテゴテ伏線バリバリのラノベとは一線を画しているというか、余計なモノが一切無いというか。ストライクフリーダムとRX−78の違いというか。プロが作った卵だけのチャーハンというか。
とはいえ、逆に最近の子にはこういうのウケないのかもなぁ、と考えてしまう。
あまりブログで本を褒めることはしないが、これは面白かった。
いやイラストの多いラノベを否定しているわけじゃなくてな。むしろイラストが9割を占めるラノベとか出てもいいと思ってるよ。そーいうなんでもアリなところが、ライトノベルの強みだと思ってるから。
さて、益体もないことでも書くか。
最近、けっこうライトノベルというジャンルが浸透するようになって、その定義について色々と言われてるけど……ラノベって、テレビのジャンルに例えれば
「アニメ・特撮」に属するものでいいんだよな?
「ラノベはオタクが読むもの」「良いラノベは純文学にも負けない」「ラノベで感動して泣くときもある」「最近のラノベは萌えばっかりで中身がない」――最近よく聞く意見だけど、これ、ラノベをアニメに変えても通じるよな。
一昔前はアニヲタがキモいとかどーのって結構叩かれてたけど、今は著名人でも普通にアニメを観る時代。ってことはライトノベルもそのうちもっと浸透するようになるのかねぇ。なったらいいねぇ。
こーいうこと書くと、また色々言われんだろうな。
悪気はないつもりなんだが。だからこそタチが悪いのか。
いや、最近、自分が何を書いてるのか考えるようになってな……年甲斐にもなく。
今月は最初から最後までクライマックスな上に、さっき
ひぐらしのアニメ一気に観たから、精神に支障をきたしているのかもしれん。