友人の芝居を観に行ってきた。
そいつは大学時代からの友人。当時から脚本やら演出やらに手を出していたのだが、どういうレベルのものなのか俺は知っていた。一緒に芝居やってきた仲だし。なので正直、金をとって観る価値がある作品は作れないと思ってた。
だからここ数年ほど観にいかなかった。金の無駄だと思っていたから。
ところが最近、結婚式で当時の演劇部のプチ同窓会みたいな感じになり、そこで「5月に芝居やるから来いよ〜」と誘われたりした。まぁ芝居やるときはいつもメールで教えてくれてたんだが。
んで、今日、観てきた。「GWヒマだし、俺がいっちょ観にいってやるか」などという
オマエ何様だ的な気分で。
いやー、時間の流れってすごいね。
まず会場が満員御礼。
俺、キャンセル待ちしなけりゃ入れなかった。
んで、肝心の芝居もかなりよく出来てる。っつーか、当時の友人なら意味どころか存在すら知らなかったであろう単語をバリバリ使いこなしてる。数年経っているとはいえ、本当にその友人が書いたのか疑いたくなるような脚本。
ガーゴイルの1巻から最新刊の成長度を遥かに上回っていた。
なんちゅーか、こう、自分がどれだけちっちゃい人間か思い知らされた。
向上心というか、人間って成長するんだなぁ。継続は力なりなんだなぁ、と思ったよ。
俺もがんばって成長せねば。
そうやって感心していたんだけど、俺の後ろの席に座ってたバカップル。
休憩中に――
男「なぁなぁ、俺こないだ気づいたんだけど」
女「うん」
男「ジンジャーエールってあるじゃん」
女「あるね」
男「あれさ、
ショーガの味しない?」
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もう、このバカップルのせいで、本日の芝居の感動全部持ってかれたwwwww
どんなに計算された漫才も、天然の一言にはかなわないっていうアレだwwwww